皆様こんにちは!
人間はよくも悪くも思い込みによる影響を強く受けます。
心の持ち様、思い込み、少しの意識の違いで、後程詳しく解説しますがたとえば運動していても効果が異なります。(プラシーボ効果)
反対に少しの意識の違いで悪影響まで及ぼす可能性もあります。(ノーシーボ効果)
人間はプラシーボ効果やノーシーボ効果に大きな影響を受けます。
同じ行動をとるのであれば、少しでも効果を発揮したいですよね?
また、悪影響は排除したいと思います。
今回の記事では、プラシーボ効果とノーシーボ効果について解説します。
そして、日常生活や恋愛でも応用できる点などを解説します。
少しの意識の持ち様で効果が発揮され、あなたが取り組んでいる結果にもつながると思いますので、知っていて損はないと思います。
ぜひ、最後までご覧ください。
プラシーボ効果とは?
プラシーボ効果とは、薬としての効果を持たない偽薬を飲用したとしても症状が良くなる可能性があるというものです。
これは、薬を飲んだからよくなる思い込みによって、脳からオピオイドという鎮痛物質が出されることによって起こっているものです。
たとえそれが、偽薬であっても脳は効果があると思い込んで飲むことで、私たちの体は期待に応えようとしプラスの反応をするというものです。
ちなみにプラシーボ効果は偽薬を飲んでよくなる以外にも効果が発揮されます。
偽薬を飲む以外での効果
先ほどの薬を飲む以外でもプラシーボ効果は働きます。以下ような研究結果があります。
要するに、消費カロリーを知りながら清掃する人と普段通り掃除してもらう人に分けたということです。
その結果として、普段のようにホテルの清掃をしてもらったのにも関わらず、消費カロリーの表をもらった人たちは、以下の結果が出ていました。
このことから、単に作業をするのではなく、清掃がほんの少しでも体に良いことだと思いこみながら行うだけでこんなにも結果に違いが出ることがわかりました。
プラシーボ効果を意識しよう
日常生活から、運動やダイエットに取り組んでいる人では、もう少し効果を意識するだけで結果に変化が出るかもしれません。
もし、仮にあなたが毎朝の通勤で最寄り駅まで歩いているならば、「駅まで面倒だな」とか「歩くのだるいな」と思わずに駅まで歩くことにより〇〇kcal消費できたなと思いこむ方がいいとでしょう。
いずれにしても、駅まで歩くことは変わらないわけですから効果が高い方法を選択したいですね!
効果を意識することは、さまざまな場面でも活用できます。
例えば、副業に挑戦するメリットも実は、お金以外にもしっかりあります。例えお金が稼げなかったとしても挑戦することは自己成長であることを意識するだけでも、さらなる成長が期待できるでしょう。
意識するとは、具体的に効果やメリットを人に説明できるくらいがいいと思います。
すなわち言語化できるくらい意識しましょう。
ノーシーボ効果とは?
実は、プラシーボ効果とは逆のノーシーボ効果というものもあります。
これはなんの効果がない薬でも、この薬に副作用があると思い込んで飲むことにより実際に副作用が出てしまうことです。
ノーシーボとは、ラテン語で私は傷つけるという意味です。
つまり、思い込みによってプラスに働くのがプラシーボ効果、逆にマイナスに働くのがノーシーボ効果です。
このノーシーボ効果についても薬の投与以外のさまざまな場面で見られます。
薬を飲む以外での影響
たとえば、サッカーのイングランド代表はPK戦に弱いというジンクスがありました。
何十年にも渡りPK戦での勝率が低かったそうです。
選手たちはPK戦になると、ジンクスにより悪い予感が働いていました。やはりこの悪い予感によりパフォーマンスの低下につながっていることが分かりました。
もう少し、掘り下げるとイングランドの選手たちは、主審が笛を鳴らしてからボールを蹴るまでの時間が短いことがわかったそうです。
つまり、イングランドの選手たちは、ゴールを決めたいより、早くこの場から解放されたいという気持ちが強く行動に出ていたそうです。
ノーシーボ効果からも、人はよくも悪くも思い込みによる影響を受けていることが分かります。
プラシーボ効果を活かそう
ここまでで、思い込みがかなり人生に影響されることを解説しました。
この思い込みの力をプラスに働かせて人生をより良いものにできれば幸いです。
仕事
部下に仕事を依頼するときにも活用できます。
ただこの仕事お願いと頼むよりも、「重要な仕事だけど、きっとあなたの能力を活かしてできるよ」と仕事を依頼するのとでは、部下が信頼されているとプラス思考になります。
何気ない一言でも、かなり円滑に仕事が進みますので、実践すると良いでしょう。
他の人間にできることならば、同じ人間である僕にできないはずがない。
ソフトバンクの孫氏の言葉ですが、「絶対できる」と自分に言い聞かせておくことも大事かなと思います。
気持ちの持ち方を少し工夫するだけで、心理学的に日常をよくすることができます。
恋愛
恋愛においても思い込みの効果を活用できます。
「自分なんてダメだ」「自分はうまくいくわけがない」このように思いこんでいるとせっかくのチャンスも失ってしまいます。
恋愛では、マイナス思考が膨れ上がってしまうと、自信を失っていきます。またマイナス思考が膨れ上がっていくと行動力を失います。
行動力を失い、自身なさげにしていても、相手からも良い印象は受けられません。
マイナス思考は恋愛の成功を遠ざけるとと心に刻んでおきましょう。
まとめ
今回の記事では、プラシーボ効果とノーシーボ効果について解説しました。
プラシーボ効果では、偽薬を効果があると信じて飲むことにより症状が少し改善されたという思い込みによる効果です。
本日紹介した例え以外にも、筋トレするときに、鍛えている部分をより意識することにより、より筋トレの効果が得られる。こちらもプラシーボ効果の例です。
日常でのさまざまな場面で良い思い込みをすることは大切かなと思います。
効果がなくても無料で取り組めますので、実践する価値はあると思います!
反対に、ノーシーボ効果もあります。
サッカーのイングラン代表PK戦について解説しましたが、思い込みによってマイナスに働いてしまう効果です。
この二つの効果を意識しながら、日常生活を過ごしてみましょう。
少しでも効果があれば、幸いです。